現在位置
  1. トップページ
  2. 連載トピックス
  3. 施設辛評

施設辛評

vol.09「ダイアモンドソサエティ鎌倉別邸」

アクセス

江ノ電『由比ヶ浜』駅から徒歩約3分というベストロケーション。しかも、途中にある“通用口”を使えば、さらに駅近になります。こんなところ通ってもいいの?と、ちょっと不安になったので、行きは普通に正面から入りましたが、後で逆にロビーから通用口まで行ってみると、なるほどね~。これなら、近道した方が断然楽チン♪通用口から入ることに抵抗感がなければ、是非お試し下さい。通常口とはいえ、入口には施設内レストランの看板も出ています。

ところでこの通用口、実はもうひとる機能があるのですが、それは後ほど。

施設

和室20室、洋室38室。住宅街にあるので特に眺望が楽しめるわけではありませんが、ここは、施設の地の利を重視でお願いします。きらびやかな豪華さはありませんが、他のソサエティ施設と同様、『別邸』と呼ぶにふさわしい落ち着いた風格があります。

食事

和室レストランからは、小さいながらも滝を配した庭園を眺めながら食事をすることができます。この日はちょうどお昼に着いたので、和食レストランで食事することに。レストランには法事らしきグループの他には、私たちだけ。庭園が見える窓側の席に案内していただき、ゆったりとした品のいい雰囲気で食事ができました。メニューは、しらす丼1,500円・鮪づけ丼1,800円・海鮮丼2,000円・松花堂2,500円など。海鮮丼を選びましたが、ちょっと量が少なかったかな~。

夕食は事前に洋食のイタリアンをチョイスしておきました。イタリアンのレストランは通り沿いに面しているのですが、う~ん、ファミレス?という雰囲気。お昼の和食レストランがすごく雰囲気良かっただけに、イタリアンを選択してしまったことにちょっと後悔・・・。お料理はお肉メインの5,000円相当のメニューで、前菜・パスタ・お肉・サラダ・パン・デザート・コーヒーの7品。欲を言えば、1品ごとの量を減らして、もう1品ほしいところ。で、子供のメニューは?と思っていたら、和食レストランから松花堂が届けられて子供の前に。

もう一組いたご家族のお子さんの前にも。えっ!?和食・・・なの!?一応、中身はハンバーグとかエビフライとか洋食っぽいものも入っているけど、スタイルはあきらかに和食。和食レストランでも、同じものが出されているのは想像に難しくありません。旅行に来て同じテーブルでイタリアンと和食・・・これじゃホントにファミレスみたい(T_T)味も、残念ながら、全体的に「美味しかったね(^o^)」という印象はありませんでした。サービスの係りの方も、あんまり愛想なかったし。和食の係りの方がすごく接客よかっただけに、「どうしてイタリアンにしちゃったんだろう・・・」さらに後悔の念が・・・。

朝食はチェックイン時に和食かアメリカンブレックファーストを選択できますが、夕食がイタリアンだったので、和食を選択しておきました。やっぱり和食レストランはいいです!時間が遅かったので、朝も庭園の見える窓際席を案内していただけました。しかしここでも子供メニューは、コンチネンタルのセットと決まってしまっていたため、「朝はごはん派」の子供に私の和定食を譲り、私がコンチネンタルをいただくことに(-_-;)

夕食を和食、朝食を洋食にすれば、大人と子供でお料理がちぐはぐになることはなかったかもしれませんが、料金が安いとはいえ、子供については、夕食・朝食ともに手抜き感は否めませんでした。

大浴場

地下1階にありますが、ちょうど1階の和食レストランの真下に位置し、庭園を共有して望む造りになっています。温泉ではありませんが、ジャグジー・寝湯・サウナ・打たせ湯と一通りの種類のお風呂が揃っていて、洗い場も一つずつ区切られているので、隣を気にせず、落ち着けます。

実は、「アクセス」でご紹介した通用口ですが、入ってすぐの階段を下りると、大浴場にも通じています。夏、由比ヶ浜のビーチに海水浴に行って、そのまま水着で帰ってきても、大浴場の手前にシャワーブースも付いているので、ここで軽く流してからすぐにお風呂に入れちゃうのです。これは便利!!海水浴場近くの施設ならではアイデアですね♪

通用口の階段と大浴場の間にあるドアは、セキュリティのため、部屋番号と名前をインターフォンで伝えて、フロントから遠隔で開けていただくシステムになっています。

利用料金

今回は2食つきプランを利用して休前日で税サ込12,000円/名でした。子供は5,775円。十分リーズナブルですが、和食レストランにはコースの他、単品メニューも多く、由比ヶ浜なのでちょっと歩けば、お店も結構たくさんあるので、散策がてらに外で済ませれば、さらに安く上げることも可能。

豆知識

鎌倉でよく目にする『鎌倉野菜の~』というメニュー。『京野菜』のように特別な種類の野菜なのかと思っていたら、“地元鎌倉産の野菜”という意味でした。地産地消ということですね(^_^;)

周辺のみどころ

①施設から駅を挟んで反対側に位置する湘南の代名詞“由比ヶ浜海岸”まで徒歩約10分。『季節外れの海岸物語』世代の私としては、夏以外の季節もオススメです♪

②鎌倉といえば!の『大仏様』までも同じく徒歩約10分。大仏様初体験の子供を、手で目隠しをしながら大仏様の前に立たせ、外してみたら、「でか!!!」期待通りのリアクションを見せてくれました(^^)/

③鎌倉文学館までは徒歩約5分。旧前田候爵家の鎌倉別邸を鎌倉市が寄贈を受けたもので、夏目漱石、川端康成など鎌倉ゆかりの文人の直筆原稿などの展示があります。ちょうど『バラまつり』なるものを開催していました。春(5月上旬~6月下旬)と秋(10月中旬~11月下旬)の年2回開催しているそうで、600㎡近い面積に181種215株のバラを楽しむことができます。花好きの方は、是非、時期を合わせて訪れてみてください。

④翌日は、いつも遠くから見るだけで、実は一度も行ったことのなかった江の島に。江の島までは、江ノ電で終点の江ノ島駅で降り、徒歩約10分。高台にある展望台までは、結構な階段と上り坂がありますが、足に自信のない方と横着な方は、ここは奥義『エスカー』を使っちゃいましょう♪その名のとおり、エスカレーターで楽々、頂上まで行けちゃいます。展望台は、サムエル・コッキング苑という植物園の中にありますが、ここの『LONCAFE』というフレンチトースト専門のcafeが見晴らしも最高、メニューも美味しそうで、今回はおなかがすいていなかったので行きませんでしたが、次回は是非、立ち寄ってみたいポイントです。

⑤展望台の後は、『えのすい』こと新江ノ島水族館に。『新』と名の付くからには、『旧』があったわけで、話によると、『旧』はかなり寂れていたらしいのですが、江ノ島初体験の私には、その当時のことはわかりません。とにかく『新』えのすいは、イルカのショーがあったり(イルカもいいけど、ショーに出演するトレーナーさんも遠目ながら爽やかイケメン揃いでよかった!!)、体験プログラムがあったり、キッズ向けには”水族館でお泊りナイトツアー”まであったりして、施設もきれいだし、おすすめです。江ノ島の入口から国道沿いにすぐです。ただ、水族館の中には軽食程度の売店しかないので、食事は外に出ることになります。今回はえのすいの並びにある『イル・キャンティ・ビーチェ』というイタリアンに決定。180度のオーシャンパノラマが広がるテラス席と評判どおりの美味しさ♪サラダのドレッシングをその場でサーブしてくれるパフォーマンスもいい!!そうだよね、イタリアンってこうだよね!!と前夜の消化不良を解消したのでした。

調査日
平成21年5月24日
  • 前へ戻る

ページの上部へ

レインボークラブのメインコンテンツ

会員コンテンツ
  • 会員の方はこちら(会員ページをご覧になるには、ID・パスワードが必要です)
一般コンテンツ